レウイシアの育て方 冬越し 植え替え 種 花 コツをお話ししますね!

今日はこちら!

レウイシア

レウイシアです〜!

この花かわいいですよね!
造花みたいで。

冬場になるとよく出てくる
このレウイシアなんですけども
本来は高山植物なので
比較的寒いところが好きなお花のひとつです。

これね、か弱いじゃないですか。
葉っぱも細いし。
ですので部屋の中に入れてしまう方
非常に多いんですけども

お部屋で育てると
うまく育たない
ということで

これですね
非常に寒さに強いお花の一つなので
ぜひ外で楽しんでいただければと思います!

○株選び

では早速なんですけども
株選びからいきましょう!

まずこの株選びなんですけども
いろんな花色によって 花首の長さとかが違うことがあるんですが

いろんな花色1

いろんな花色2

まず葉数が多いもの
葉っぱの数が多いものを選びましょう〜。

濃いピンクと白いもの

こちらを比べたときに
花はこっちの方が多いじゃないですか。

白いもの

気に入った色だったりとかすると
白い花の方を選んじゃうと思うんですが

選ぶべきはこっち側です!

濃いピンク

葉っぱの枚数が多い方が
花がたくさん咲きますので
葉っぱの枚数が多いものを
選んでください〜。


もちろん色によっての個体差とか
あとは育った環境で花首の伸び方なんかも
変わってくるんですけども
まず葉っぱの多いものを選ぶと間違いがないです!
比較的たくさん咲いてくれます。

○置き場所

買ってきた後の置き場所なんですが
基本的には先ほども言いました通り
寒くても大丈夫なので
外に置いていただくのが良いですね〜。

何があっても外に置くのが一番です!

例えば北海道でも外で平気ですよ。
ですので関東の方
部屋の中に入れてダメにしちゃう方
非常に多い
ので

あったかい部屋の中に置いておくと
溶けていっちゃいますから。


ですのでまず
外に置いていただければなという風に思います。

○枯らしてしまう理由

あと枯らしちゃう方
結構いらっしゃるみたいなんで
その枯れる理由も
お話していきます。

まずこのレウイシアなんですが
多肉植物の一種なんですよ。

多肉植物って
葉っぱの中に水分を溜めて
その水分で生きているような
植物
なんですね。

比較的サボテンに近いような
性質
を持っています。

ですのでジメジメしているのが嫌いなんです。

ということは
あったかくてジメジメしているような環境は
あまり好きじゃないんですね。


かわいいからってお部屋の窓際とかに置いて
お水を毎日あげちゃうと
あっという間に溶けてしまいます。

腐ってしまうんですね。

それがレウイシアを枯らしてしまう原因の
ひとつになります。


あともうひとつは
夏場なんですよ。

夏のですね
高温多湿が苦手です。

元々ロッキー山脈とか
ああいった山の方に生えている
多肉植物
なので、
じめじめ暑いのが苦手なんですね。

ですので外に置いておくにしても
夏場は西日が当たって台風がきて
雨が当たってなんていうと
やっぱり枯れてきますよ。


ですのでまず夏場は
風通しの良い日陰に置いてやると
非常に良いと思います。

半年ぐらいで結構育ってくれるので

夏になったらですね
室内に入れるのは御法度ですので
日陰に移動
みたいな感じでやっていただければ幸いです〜!

○水やりの仕方

そして水やりなんですけども
乾いたらたっぷりという基本形は
変わらないんですが
カラカラに乾くまで放置です。

仮に水枯れしてしまっても
復活します〜。


だけども逆に水をあげすぎてしまって

要は 普通の草花と同じような
水やりをしてしまう

枯れる原因になります。

根っこもそんなに強いものではないので
根が溶けていっちゃうんですね。
水分に強くないということです。

ですのでまず鉢を持った感じで

鉢を持つ

水が入っているか
入っていないかを判断してください〜。

1月末で 1回水をあげて
2週間は放置しちゃいますね。


夏場はほぼ水をあげなくても
大丈夫なぐらいです〜!


枯れてきますけれど
下葉が枯れる、
茶色くなる分には
全然問題ないんですよ〜。


ちょっと待ってくださいー!
今ですね、
去年植え込んだレウイシアがあるので
それちょっと持ってきます。

持ってきた

これが去年植え込んだレウイシアです。
夏場に一株枯れちゃったんですけども

茶色い葉っぱ

茶色い葉っぱがあるじゃないですか。
茶色い葉っぱがあっても
全然問題ないんですよ〜。


下葉が枯れてくるのは
生理現象
なので
このまま放置しておいても良いですし
キレイにお掃除しても良いんですけども

この状態で生きています。
たまに水をやるぐらいですね。
外に出しっぱなしです。

日がたまに当たっているという場合だと
花は咲いてくるというような感じです。

ですので水やりに関しては
比較的放置気味の方が良いですね。
そんなような形が良いです。

○根っこチェック

恒例の根っこチェック
いきましょうか。
やってみましょう!

ではちょっと中身を抜いてみますよ。

葉数が少ないもの

この葉数が少ないものを抜いてみます。
あとで葉数が多いものも
抜いてみますからね。

こんな感じ。
どうですか?

根っこがほとんどない

根っこがほとんどないでしょう。
根っこがないんですよ。
こんなものです。

根がそんなに張る植物ではないんですね。
細いです、根っこが。

葉数の多い方

こっちの葉数の多い方
ちょっと抜いてみます。

抜きづらいときは
ポットをもみもみすると

ポットをもみもみ

抜きやすくなりますから。
で、逆さまにする。

さっきよりは根っこは張っていますね。

根っこ

葉数が多いものの方が
ちゃんと育っているでしょう。

ということで葉数が多いものを
選んでください〜。

☆植え替えのポイント

根っこはこれぐらいなので
植え替える時、植え付けする時は
根鉢を崩さずにそのまま
すっと優しく植えてあげてくださいー。

優しく植えてあげましょう。

植える時の土なんですけども
この土を見てください。

土

水はけの良い土を
使っているんですよ!


腐葉土とか
あとはちょっと粒の大きい土を
使っていますよね。

ストーンと抜けるような土が
好きなので

一般的な培養土に
腐葉土を少し混ぜていただいて
さらに赤玉の細粒
それを少し混ぜていただいて
水はけをよくしていただいたもの


というのが比較的良いような土ですね。

1年前に植えた鉢

これもそんなような土で植えてありますので
非常に軽くてですね
水はけの良い土で植えていく
というのが
ベストです〜!

○夏越し・冬越しの方法

夏越し・冬越しなんですけども
冬越しを心配される方が
非常に多いんですが

このレウイシアは
冬越し、必要ないです〜!
外でそのまま凍っても大丈夫なんですよ。

それぐらい強いので
冬越しの心配はしないでください。
外でOKですよ〜!

なぜだかみなさん
冬越しの心配をしてしまうんですよ。
か弱く見えますからね〜。
しょうがないですよ〜。

冬に室内に入れると
溶けてダメになってしまいますから
本当にこれだけ気をつけてくださいー。

サインなんですけども

茎が長く伸びる場合というのは
その場所があったかいよというサインです。

反対に茎が伸びない場合
短い場合は
これ、個体差ではなくて
同じ花の場合だったら
寒いのでしまってできあがるんですね。

比べる

比べていただくとわかると思うんですけど
葉っぱの長さが違うでしょう。

個体差の場合もあるんですが
温度の違いの場合もあるので
比較的引き締まった株を買ってくると
良いかな
という風に思います。

今回ですね
このレウイシア
ご提供していただいたのが
栃木県の澤田園芸さんという
仲の良い生産者さんがいらっしゃるんですが
澤田さんがつくっているレウイシアです。
うちの方でも販売しているというような形で
提供していただきました!

澤田さんありがとうございました!

濃いピンクの方

葉っぱがつまっていて
花もそんなに伸びていないもの

選ぶと良いです〜。

薄ピンクの方

こっちはちょっと
温度の高いハウスで
つくったものなので
少し葉っぱが伸びていて
茎も伸び気味
という感じですね。

でもね

これぐらいがデフォルトかな。

濃いピンクの方

こっちがかなりつまっているタイプだと
思ってください〜。

白いもの

こんなような形で
咲いていてくれれば
普通です〜。

これ以上伸びているものは
買わない方が良いですし
あと葉っぱが少ないもの

やっぱりちょっと考えた方が良いです。

葉っぱが多いものをぜひ買ってください〜。

○寄せ植えする時には?

植え替えて寄せ植えする時なんかも
詰めて植えてしまって大丈夫です!

1年前の鉢

これもかなり詰めて植えてますけれど
全然問題ないんですね〜!

○寄せ植えのポイント

植え替えはいつぐらいにしたらいいんですか?
株分けは?
とかって聞く方が多いんですけども

基本これ株分けしません。
1個のものですからね。
(子株ができたら分けられますが)

株が割れないんですよ。
株が割れないから株分けしないんです。
欲張らないようにしましょう〜!

もし挿すとするならば
葉挿しですね。

葉っぱをですね
多肉植物と同じように
土の上に置いて
根っこが出てくるまで待って
それを葉挿しする

という感じなんですけども

葉挿しするよりも
タネから育てた方が早いです。

ですのでタネを採取していただいて

花が終わっているところ

こうやって花が終わっているところに
タネができあがります
から

タネを春頃にまいていただいて
とかいうような感じで
ふやしていただくと
良いかなという風に思います。

レウイシア

寄せ植えはつめて植えて大丈夫なので
この幻想的なお花がいっぱい咲くように
つめて植えていただければ大丈夫です!

○肥料について

肥料ですけども
水やりをそんなにたくさん
やる訳ではないので

プロが使う「基本の肥料:Neo」
粒のね
プロが使う「基本の肥料:Neo」

これはちょっと不向きなんですよ。
できればうちで取り扱っている

咲きMAX

咲きMAX
これが一番良いですね。
肥料をあげるんだったら
咲きMAXを与えていくと
非常に良いです〜。

この咲きMAXは、
リンサン分が多め
チッソとカリが少なめ

というような、

根っこと葉っぱに関しては
さほど効かないんですが
花に対して非常に効く肥料なので
これを与えていただけると良いですね〜。

水やりの代わりに1000倍に薄めて
与えてください〜。


そうすると
与えてから2週間後ぐらいで
花芽がガンガン上がってきます。


ですので春先にこの
咲きMAXを与えると
非常に良いですね〜。



このレウイシアなんですけども
冬頃から春先まで
店頭に並ぶようなお花です。


冬頃に買っていただいて
外で楽しむのもよし
です。
寒さに非常に強いですから。

2月、1月
そんな時期に買っていただいても良いです〜。

春も咲きますし
夏もポツポツ咲くんですよ。
秋にもまだまだ咲きます。

四季咲き性のあるレウイシアなので
花が一年中楽しめるというような
楽しいお花ですので
ぜひ育ててみていただければな
という風に思います〜。

レウイシア

このレウイシア
非常に幻想的でかわいい花を
咲かせてくれますので

ぜひ育ててみちゃってください〜。

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