カーネーションの育て方(毎年咲かせるための水やりの極意。植え替えと切り戻しでもう1度咲かせる)

今回は、
カーネーションの
管理方法について
ご紹介しますね〜。

維持したカーネーション

こちら、
母の日のカーネーションなのですが、

5月13日から6月21日まで
1ヶ月以上既に管理をしています。
外に置きっぱなしにしておくと
良い状態に座ってくれるんですね〜!


実はこれ、
まだまだ咲いてくれるんですけど、
秋にもう一度咲くので、
咲かせたいと思います。

ここで一つポイント。
お水は
毎日たっぷり、
じゃぶじゃぶと
あげてください。


それが
カーネーションの
水やりの基本です〜!

○切り戻し

鉢に対して
上の方が大きいですし、
あとは根っこもかなり
張ってきているので、

大きい鉢に植え替えて
切り戻しをするという
作業工程をしたいと思います。

と、植え替えをする前に
上を切ってしまいますね。


では一度、
蕾を触ってみましょう。

触ると硬いのが
中身が入っている蕾。
ブカブカしているのが
中身が入っていない蕾。

梅雨時で日照不足が続くと
中身の入っていない蕾が
たくさん出てきてしまいます。


ですから、
ここは一旦切り戻して
脇芽が出てくるように
してあげましょう!

それでまた
咲かせてあげます〜。


切り戻しの方法は
簡単ですよ!

ただ、ざくざく切るだけ。
思い切って半分まで
詰めてしまってください〜!


ざくざくと切る

「こんなので本当に
咲くようになるの?」


と思うかもしれませんが、
大丈夫。

これでしっかりと
咲いてくれますから!

すると、これから
真夏で暑くなったりしても
風通しがよくなりますので
蒸れずに育ってくれますからね。

あと、夏場になると
水枯れをさせないということ
非常に大事です。
水枯れをしてしまうと
カーネーションが一気に
弱ってしまいますからね。

優しくざくざくと
切り進めていき、
こんな風に
まあるい形になったら
切り戻し完了です。

完成形

○植え替え

今使っているのは
5号の鉢なのですが
直径で15cmになります。

ここで7号の鉢
直径21cmの鉢を
用意しましょう。

サイズ比較

比べると大きいですね。
では、こちらに
植え替えていきます〜!

あえてちょっと
背丈の高い鉢を
用意しました。

移し替える方の鉢の
底に土を敷いてあげて

元の鉢を
逆さにして
抜いてあげます。

鉢から取り出した後

カーネーションの根っこって
細かいんですよ。
細い根っこが
たくさん出てきますよね。

細い根っこって
デリケートなんですよ〜……
しかも、
底の方に根っこが少し
固まってしまって
いるんですよね。

それを少し
なぞるような感じで
ほぐしてあげてから
植え替えましょう〜!

ほぐす

上はあまり触らないように
してくださいね。


重要なのが
ウォータースペース
になります。

ウォータースペース

このぐらいは
空けてください〜!

高さは
一つ目の窪み位で!


あとは
丁寧に土を
ウォータースペースの中に
入れていってください〜。



カーネーションって
深植えをすると
腐ってしまうんですよ。
ですから、
浅植えを
してくださいね〜!


土は
少し少ない位が
丁度良いです。

そうすると、
埋めた土と根鉢の境が
できると思います。

水をあげると
外側の土が下がり、
内側が上がるのです。

この位の段差

この段差。

この段差が
超大事なんですよ〜!

植え替え完了!

こんな感じで、
後はしっかりと
水を与えれば大丈夫です〜!

2週間経ったら
肥料をあげてくださいー。

以上です。
是非、参考にしてみてください〜!