熱帯スイレンの育て方 〜一味違ったスイレン池でお庭を彩る〜
「花がもっと好きになる」「花がもっと楽しくなる」
を販売しているゲキハナです。
本来ご購入いただいた方に向けてお送りしている
育て方のサポートメールを特別にお見せしますね!
ゲキハナの「熱帯スイレン」をお買い求めいただき、
誠にありがとうございます。
空に向かってピンと花を咲かせる熱帯スイレン。
その姿はなんとも美しいです。
そして熱帯スイレンは、一般的なスイレンよりも
簡単に育てることができて、お花も確実に咲いてくれます。
楽しみ方は、人それぞれ。
鉢に植えて楽しんだり、
スイレンの池を作ったり、
そこへメダカを泳がせたり。
あなたはどう楽しみますか?
ぜひ、風情あるお庭を作ってくださいね。
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まずはしっかりと知ろう!
熱帯スイレンって?
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スイレンは、温帯性と熱帯性の2種類があります。
今回、あなたにお届けするスイレンは熱帯性。
熱帯スイレンは、水面上から茎を立たせて
お花を咲かせます。
また、葉が立ち葉になるため、
鉢物としても楽しむことができます。
お花は、太陽がやってくるとともに咲き、
帰る前には閉じていきます。
1つの花の期間は4〜5日、
終わりかけると次の蕾が上がってきます。
そのため、2株以上植え込むと、
リレーのように咲いてくれますよ。
咲き始めと2〜3日後では、
お花の形態も違ってくるため、
飽きずに眺めることができるでしょう。
そんなお花からは、
甘くて清楚な香りがしますよ。
そしてスイレンは、
秋が来たら終わってしまうイメージはありませんか?
実は熱帯性スイレンは、秋になっても
お花を咲かせ続けてくれます。
勢いのある夏から、11月いっぱいまで
長く楽しむことができますよ。
暖地であれば12月上旬ころまで
開花してくれます。
お世話が上手な方は、
6月〜11月くらいまでで50本以上開花させることも。
水を絶やさずに冬越しが成功すれば、
翌年も咲かせてくれるのです。
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熱帯スイレンを長く楽しむために。
3つのポイントとは?
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【ポイントその1】
大きめのスイレン鉢やプラスチックのタライなどへ
早めに植え替えをする。
【ポイントその2】
日光を好むため、1日中日当たりが良い場所へ、
水を張った状態で置いておく。
【ポイントその3】
状態が悪くなってしまうため、
肥料切れは起こさないようにする。
では、3つのポイントを詳しくご説明していきますね。
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植え替えをしましょう
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あなたにお届けする熱帯スイレンは、
5〜6号ポットに植え込んだ株をプラスチック鉢に入れています。
最初はそのままでも楽しめるのですが、
大きく育てたい場合は、植え替えをしてあげましょう。
暑くなってくる6月頃に、
大きめのスイレン鉢やプラスチックの大きめのタライに
植え替えるのがおすすめです。
*用意するもの*
・大きめのスイレン鉢などの容器
・スイレン鉢の中に入る、
直径30センチほどの鉢やボウル上の容器
・赤玉土や黒土(荒木田)といった粘土質の用土
(草木を植えるような配合土は要りません。)
・緩効性の固形肥料
*手順*
まず、粘土質の用土に水を加えて、
土団子が練れるくらいの固さにしましょう。
次にスイレンの水を捨てて鉢とポットを外し、
直径30センチほどの容器に根鉢をつけたままスイレンを入れます。
そしてスイレンを入れた容器の周りに、
最初に作った用土を空気が入らないように詰め込みます。
固形肥料は株元から少し離した場所へ
指で押し込んで5センチくらい土の中に埋めてください。
(1粒1グラム程度であれば、5〜6個ほど。)
最後に大きめの鉢に水を張って、
スイレンを植え込んだ容器を静かに沈めます。
水を入れるのは、重くなってしまうため
設置場所を決めてからにしてくださいね。
■小さなスイレン鉢を使う場合
プラスチックの鉢からポリポットを取り出して、
ウォーターベース部を切り取りましょう。
そして、そのまま水を張ったスイレン鉢へと
浮かべるだけで大丈夫です。
■バケツを利用する場合
ポリポットに切り込みを入れ、
水を張ったバケツにスイレンを入れます。
ぜひ、いろいろなバケツで試してみてくださいね。
■大きめのプラ鉢を利用する場合
プラ鉢を使用する場合は、
下に穴が開いているため、
ビニール袋などを利用して水を張りましょう。
そしてポリポットに切り込みを入れて
スイレンをいれたら完成です!
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とにかく日光に当てましょう
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熱帯スイレンは、お日様の光が大好物。
そのため、日光にたくさん当ててくださいね。
お部屋の中や日陰に置くと、
日照不足になって休眠に入ってしまう場合が。
休眠に入ってしまったら、花も上がらず、
小さな浮き葉が少ししか出てきません。
もし、休眠してしまったとしても諦めるにはまだ早い。
日の当たる場所へと置いてくださいね。
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肥料を切らさないように
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熱帯スイレンを楽しむためには、
肥料もとても重要です。
「あれ?花立ちが悪くなってきた…」
「葉色が落ちて、新葉が出にくくなってきた…」
それは、肥料切れのSOSですよ。
*肥料のやり方*
1リットルくらいの土であれば、
月に2回、1グラムの錠剤タイプを2〜3粒
土の中へ埋め込みます。
そして、植木用のかん効性肥料(1粒20〜30グラム)を使う際は、
毎月1粒土の中へ埋め込んでください。
併用しても大丈夫です。
これは目安のため、
状況や時期に合わせて調整してくださいね。
*追肥*
葉っぱの色が緑から黄緑になってきたら、
追肥のサインです。
株のまわりに埋め込んでくださいね。
2週間から1カ月に1度は追肥しましょう。
どんどん大きく伸び伸びと育ってくれますよ。
もし、株が大きくなっても隠れない大きさの容器の場合は、
ピンク系、ブルー系の色違いを植えてみることをおすすめします。
金魚やメダカを泳がせても楽しいですね。
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熱帯スイレンのさまざまな楽しみ方!
あなたはどれを選ぶ?
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*切り花*
花茎が長く伸びる熱帯スイレンは、
切り花としての楽しみ方もあります。
開花期間は3〜4日程度。
朝、蕾の状態で根元からカットして、
お気に入りのコップや一輪挿し花瓶などに生けてくださいね。
とっくりなんかに生けるのも
雰囲気が出て、すてきですよ。
暗い場所に置くと開花しない場合があるため、
明るい窓辺などに置きましょう。
*簡易スイレン池*
庭に日当たりの良いスペースがあれば、
おすすめの簡易スイレン池。
1時間ほどで簡単に作ることができますよ。
枕木1メートル×4本、
枕木2メートル×4本、
鎹(かすがい)×16個、
ビニール
を用意します。
まず、枕木を組んで四隅に鎹を打ち込みます。
そしてビニールを敷いて、
水を8分目まで入れましょう。
最後に、余ったビニールをカットして、
板を打ち付けてくださいね。
ビニールの切れ端が見えなくなり、
自然な池が完成します!
枕木をカットすれば、
池のサイズをお好みに調整することができますよ。
*レンガのスイレン池*
レンガを使って池を作ると、
一味違ったスイレンを楽しむことができます。
おしゃれで注目を浴びること間違いなし!
*子ども用ビニール製プール池*
一番手軽に池を作れるのが、
子ども用ビニール製プールです。
空気を入れるだけで作ることができますよ。
色鮮やかなスイレンと、
ゆらゆらと揺れる池。
そして、青空。
見ているだけで癒されますね。
ぜひ、お好みのスイレン池を作って、
お客さんを招待してみてください。
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もし!
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私たちゲキハナメンバーが、みなさまの困ったを一緒に解決いたします!
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